反省と考察【雑記】

ここからは雑記。
内容は「ドミトリー大賞、どこで差がついてのか」ということ。
完全に個人の感想・改善案。特に気にしないでください。
以下反省と考察。


なんというか、今回のドミトリー大賞は全体的に印象が薄かった。
ダンスをするチームがかなり有りました。ダンス自体はきちっと決めるところを決めればクールなものです。


 今回それを不満に思ったのは、使用した音楽・振り付け、そして4分という制限時間内での構成の3点がどこも似たり寄ったりだったということです。これらについて1つ1つ意見と改善案を挙げていきましょう。


・使用した音楽について


今回のドミトリー大賞、きゃりーぱみゅぱみゅの楽曲が非常に多かったと思います。ブームだから仕方ないのかもしてませんが、コレじゃなんだかつまらない。あと、審査員向けの懐かしいシリーズも。


みんなが知っている曲を選択するなら、確かにJ-ポップを軸に演技を組み立てていくのはいいことだと思います。しかしダンスをする、という事ならダンスミュージックなんてどうかな、とおすすめしたい。
ぱっと考えてみてEXILEはどうでしょうか。


・演技の構成について


今回、4分の制限時間に3曲位を詰め込むチームも非常に多かったとおもいます。また、場面の切り替えも暗転→衣装替えのチームが多く、曲のサビでやっと乗ってきたところで暗転、1,2秒の空白、そしてまた違う曲のサビ。こんなかんじの構成が多かった。
それ以外の繋ぎ方をしているチームもありましたが、結果だけみてみるとそれ以外のつなぎ方をしている方が評価が高い……のかな?と感じられました。


僕自身の提案としては、メドレー形式はやめるべきだと思います。素人である僕が言うのはおこがましいことではありますが、無理にメドレーにして演技のテンポやテーマを崩してしまうのはもったいないかと。
1曲を踊りきる、それなら作りようによっては間奏を休憩地帯にすることもできますし、どこで盛り上がるかが分かりやすいと思います。


常にクライマックス。それでもいいですけど、それじゃあ見てる側も体力と集中が持ちません。


・演技のテーマについて


最後にテーマについて。これは上で話した演技の構成と密接に関係していると思います。


今回、しっかりとしたテーマがあったチーム、例えば「新旧アイドル対決」だったりとか「世界のダンス」だったりとか、はたまた「おっさん」だったりとか。これらのチームは印象が濃かった。

テーマと聞くとなんだか堅っ苦しい気もしますが、実はなんでもいいんです。僕も台本書くときなんかに苦労するところの1つではありますが。とにかく、やりたいことをやりたいだけ詰め込むには、4分という時間はあまりにも短く、思ったよりいろいろなものを詰め込めません。やりたいことを1つに絞って特化する。そうすることで印象を強くします。


あぁ、いい「おっさん」だった、と。


あえて言うと、映像作品はテーマを統一しやすいと思います。ダンスは振り付け・音楽・衣装などで表現出来ますが、動画となれば字幕・効果音なども使うことができます。この点では映像作品のほうがやりやすいと思います。


これらの3点、特に僕が気になった所です。
振り付けについてですが、正直な話どれだけダンスをやってきたかによるところがありますし、何にせよ一生懸命考えてかぶってしまったのなら仕方がない。それに僕も専門外なのでよくわかりません。


また、これだけダメ出しをしといて言うのもなんですが、ドミトリー大賞は勝つためにやるものではありません。どっちかというと、終わった時、ステージから降りる時、チームのみんなで「やり切った、楽しかった」と
言い合えるかどうかだと思います。


大賞を取るためにがんばったのも全部含めて、「楽しかった」といえるかどうか。それで優勝出来ればおもいっきり泣けばいいし、駄目だったら思いっきり悔しめばいい。ドミトリー大賞の真価はそこにこそあると思います。


以上、過去の自分を思い出すこと終わり!


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